深夜ラジオのススメ
深夜ラジオのススメ、と題し今回はお笑い芸人のやっている深夜ラジオの魅力について書いていこうと思う。
お笑いが好きですか?
この質問をして嫌いだと答える人はあまりいないと思う。もしそうであれば今すぐ閉じるボタンを押してインスタの閲覧に戻ってください。
お笑いが好きなあなた、何を観ますか。M-1グランプリ、THE MANZAI、キングオブコント、ENGEIグランドスラムなどなど。ショーレースを初めとして最近は面白い「ザ・お笑い番組」が多い。
それに加え、現在では昔と比べると「面白いテレビ番組」を見つける手段は多様化しており、マニアックで「分かる人」にはたまらない、というようなものを見つけて楽しんでいる人もいるのではないか。
そのようなお笑い好きにぜひ目を向けてもらいたいのが、「深夜ラジオ」なのだ。
ここで言う深夜ラジオというのは、お笑い芸人がやっているラジオ番組のことを指し、深夜帯の放送でないものも一部含むとする。
お笑い芸人の深夜ラジオ、というと代表的なものとして
- オールナイトニッポン(ニッポン放送)
- JUNK(TBSラジオ)
があげられる。
今回は、上記の2つの番組を中心に自分が聴いて面白いと思ったことを紹介していこうと思う。
オールナイトニッポン
前回の記事で書いたが、自分はこの番組の出待ちに行くほどのファンである。リアルタイムで聴いた訳ではないのだが、自分にとってこの番組は青春だと言える。エンディングテーマが銀杏BOYZなのがそれを助長しているのかもしれない。
夏の終わりにこれを聴くと夏の終わりだなあとしみじみしてしまう
番組の内容を軽く説明していく。
この番組の最大の特徴は、何と言っても、タイトルコールの前のオープニングトークが異常に長いことだ。たいていの番組は、タイトルコールの前には一言二言何か言って、タイトルコールをしてからその後にさらに話を深堀していったり、別のトークに移ったりなどというパターンだ。
しかし、この番組はタイトルコールに行くまで平気で20分~30分、長い時では45分かかったりする。他に類を見ない形式なのだ。
そのトークの内容はというと、有田が新年早々おねしょした話、カジノで使うお金が無くなったから一般の人にお金を借りた話、高校時代の思い出話などのエピソードトークや、有田が上田にあることないことを振って話しをさせる無茶振りトーク、有田がお昼のFM番組を真似てひたすら架空の番組を続けるというスターダスト有田のコーナーなど。
このように書いてみると、全部「有田が~」の内容だ。
そう、この番組は有田が好き勝手にふざけまくる番組でもあるのだ。
テレビ番組でも有田がふざけて、新たな展開が始まることは多いが、ラジオではそれが一層感じられる。
また、自分を含めこの番組を青春だと言う人が多い理由としては、リスナーとくりぃーむしちゅーの距離が近いことが挙げられる。この番組リスナーのメイン層は下ネタ大好きな中高生。この番組の特徴の一つの「リスナージングル」において度々リスナーが電話で登場し、「おい上田に有田」から始まる怪文書の中で、2人を罵倒したりする。
リスナーメイン層が中高生とあって、くりぃーむしちゅーはリスナーのことを童貞扱い。そこでのリスナー対くりぃーむしちゅーの罵倒の仕合が非常に面白い。上田に関しては、リスナーに対し「もう2度とメール送ってくるな」と発言したり、あまりにもふざけたメールを送ってきたリスナーに対しては、そのリスナーの本名、住所などの個人情報を全国放送の生放送で暴露する、という暴挙にまででた。今やったら間違いなく大問題である。
オープニングトーク以外にも、面白いコーナーがたくさんあるのだが、おそらくこれ以上書いてもキリがないのでやめておく。
この番組はYouTubeで聴けたりするので、聞いてみてください。この番組の作家の人も、聞き返すときにはYouTubeにお世話になった、と発言していたので一応セーフといったところだろう。
ここまで、深夜ラジオとは、とくりぃーむしちゅーのオールナイトについて書いたが、これ以上この記事に書き続けると非常に長くなるので、今回はここまでにしようと思う。他にも大好きなラジオ番組はたくさんあるので、それについてはまた次回以降に書いてみたいと思う。
最後にこれが言いたい。
くりぃーむしちゅー最高!!!!!!!!!!!!